適応障害とコンプレックス。
嫌われたらどうしよう…
好かれたい。
適応障害の方は
そのような感情を持っている方が多いのではないでしょうか。
僕もそうでした。極度にそうだったと言ってもいいくらいです。
一人として嫌われたくない。
だから、誰もに嫌われない
普通の人間が理想でした。
しかし、神様は皮肉にも試練を与えられました。
普通でいたい。
その想いと裏腹に
髪の毛が少しずつ薄くなっていきました。
病院でAGA治療もやりました。
それでも、完全に進行は止められず
適応障害と診断されてから、さらに進行して
ついに、増毛することを決めました。
普通でいたい。嫌われたくないのにどうして…。
その後、妻と付き合っている時代に
この人と結婚したいと思いましたが
増毛して隠していることを話すのはとても勇気が入りました。
もしかしたら、別れることになるかも。
でも、嘘をつくことはできない。
勇気を出して話しました。
すると妻は
「なんだそんなことか。病気じゃなくて良かった。」
そう言ってくれました。
この時、「いつか妻には何もしてないそのままの自分を見てほしい」
と心に誓いました。
そして、今年開業と同時に丸坊主になることができました。
今では、とても開放された気分でしがらみもなく過ごせています。
まだ、恥ずかしさは少しありますけどね 笑
人はよっぽど酷いことをしない限り
嫌いになんてなれません。
例え、容姿や声、考え方が人と違っていようが
本当の意味で、嫌いになんてなれません。
それでも、「違う容姿、声、考え方」
に生まれた人間はとても苦しいはずです。
そう、違うんです。
「あなたは、人と違うものを持って生まれてきた」
ただそれだけなのです。
苦しみを知っているあなただからこそ
人にはない愛と創造力が備わっているはずです。
その愛で多くの人を救ってあげてください。
さあ勇気を出して、自分でいることを。
僕も、普通でいることは諦めましたが
自分でいることは諦めません。
あなたが、コンプレックスに悩む日がいつか開放されることを切に願います。